「新しさ」には、たしかに眼を引かれます。
建築の設計が未来へと向けられたものである以上、未来に対してなにがしかの意志を持っていなくてはなりません。
ただし、建築の設計学は、「新しさ」をつくることだけを目指すものではありません。
今、私たちはどこにいて、どこへ向かおうとしているのか、その射程を広げることから現代という時代を理解し、未来への行動の標とするものです。
私たちは、実践プロジェクトや理論的研究に取組んでいます。そして、その蓄積を通して、建築を通した世界の見取り図を描けないかと考えています。
世界は常に混迷に満ちています。
その中で、建築の設計が私たちの進むべき方向を指し示す道しるべとならんことを願います。
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研究室の必読書
若いときに読む本は、その人物の人生観を醸成します。研究室に在籍する大学院生には、卒業までに下記の書籍を読むことを課しています.